田七人参は肝機能を高め血液を浄化する効果がある

田七の根には3~8%のサポニンを含み、これは高麗人参の3倍から10倍ほど以上に及びます。
ただしサポニンの種類は高麗人参の6年ものの紅参は田七人参の約3倍の種類があり効能や効果が違い、用法が違うことを知っておくといいですね。
その他、フラボノイド、ステロ-ル、有機ゲルマニウム、鉄分、アルギニンなどが主成分でカルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウム、止血成分デンシチンを含んでいます。
田七人参に含まれるサポニンは、体力を増強し、心筋の酸素代謝を改善するとともに、フラボノイド化合物は、冠状動脈を拡げ心筋の供血や血管の弾力性を高めることが確認されています。
高麗人参は血圧の高い人には禁忌とされていますが田七人参は服用できるメリットがあります。
田七人参は肝臓補強作用が優れていて、世界中に知られている中国の肝臓病治療薬「片仔廣」(へんしこう)は、全成分の85%が田七人参です。また、中国の「雲南白薬」は女性の女性の生理不順を治療する漢方で田七人参が主成分となっています。
田七人参は抗炎症、抗酸化、肝細胞保護作用、障害肝細胞再生促進作用などが報告されています。
ウイルスに対抗できるだけの免疫力を高め、肝臓の原動力である血液を正常な状態にもどすことで、その機能を改善し、ウイルスによって壊された細胞の再生力を高め自然治癒力を上げることができます。
炎症をくいとめることは、肝炎を改善へ導くための重要な要素です。
肝臓にはもともとつよい修復力がありますから、炎症の拡大をおさえて、肝臓の機能を回復すれば壊れた細胞をみずからの力で修復できます。
田七人参はウイルスを直接攻撃するわけではありませんが、肝臓を正常な状態に改善し、低下した機能を回復するための重要な役割をはたしているわけですね。
田七中の有機ゲルマニウムという成分に、体内のウイルスやがん細胞を排除するインターフェロンを誘発する力があるといわれています。
近年の研究により、田七人参の発がん予防作用や抗がん活性も報告されています。

田七人参とは

田七人参は高麗人参と同じ「ウコギ科」に属する植物で中国雲南省と広西省が接している海抜1200mから1800mの産地に自生していました。田七人参の根は、大きさが3~6cmほどで灰褐色の塊根で、石のような硬さです。
呼称は「田七」「田三七」「三七人参」ともいいますが「三七」の由来については、成長するまで、3年から7年の歳月を要するからとか、茎に葉がが三つでそれぞれに小葉が七枚手を広げたようについているからなど諸説あるようです。
田七栽培は1年を通して温暖で適度な湿度が必要で、標高1000から500mの山の傾斜地で、しかも直射日光を嫌うので一面覆いをかけて栽培されています。
種まきから収穫まで3~7年を要し、収穫後は土地が雑草も生えなくなってしまうほど痩せてしまうので、10年くらいは同じ土地で栽培ができないといわれており、田七人参が「金不換」(きんふかん=お金に換えられない)と呼ばれるほど高価な理由となっています。
以前は戦略物資として中国政府によって厳しく管理され、輸出禁止とされてきましたが改革・開放政策に伴い、1979年に輸出が解禁され世界中に知られるようになり、それにともない世界的に田七人参の研究が行われるようになりました。